生活衛生営業振興 経営セミナー

主 催/滋賀県喫茶飲食業生活衛生同業組合
共 催/(財)滋賀県生活衛生指導センター・賛助商社会

 日  時 : 平成24年10月15日(月)
 場  所 : ロイヤルオークホテル tel.077-543-0111 (大津市萱野浦23-1)



理事長

滋賀県喫茶飲食業生活衛生同業組合
理事長 吉田信幸

毎年、時の人・話題の人をゲスト講師にお招きして開催しております「経営セミナー」に、本年も90余名の方にご出席いただきました。
開会に臨み、吉田信幸理事長は「何かと騒々しい話題が先行する今日ですが、今日は素晴らしい講師をお迎えして、いま直ちに行え、取り組める成功事例の数々のお話に期待をつのらせています。皆さま方とともに十分に学び今日からの営業活動に活かしていただければと思います」と挨拶。
臨席の県健康福祉部生活衛生課・林宏一課長、日本政策金融公庫・多田大津支店長からも近況を交えながら、セミナーの期待の言葉が寄せられました。

 今回のゲスト講師には、きめ細かいサービスと乗客のニーズを敏感に察知する判断能力で、いまだ破られていない通常だと7〜8万円のところ26万円を売上、また400人の車内で片道187個の駅弁を販売するなど、企業の研修や講演の依頼が殺到している時の人、齋藤 泉 (さいとういずみ)氏(株式会社日本レストランエンタプライズ、山形新幹線「つばさ」車内販売員)をお招きしました。テーマは「一瞬の出会い〜お客様を感動へ導くビジネステク〜」です。

テーマ「一瞬の出会い〜お客様を感動へ導くビジネステク〜」
講師:齋藤 泉氏 (山形新幹線「つばさ」車内販売員)

講師
講師

「人や人に対して何をするのかの仕事に携わって20年」のことばから齋藤泉講師のセミナーは始まりました。

「山形新幹線は他の新幹線と異なり、一般的には見に新幹線と呼ばれています。車内販売の仕事は単純で変わることがないし、同じ仕事の繰り返し。20年もやっていると誰でも売ることができます。しかし、仕事に慣れてくると薄い部分が生じるもの、いわゆる向上心が弱まります。そこで私が取り組み、考えたのが5つのルールでした。これを実行していくことによって、仕事が劇的に変わりました。」
 その経験から最初、人口の重要さを強調。
偶然の出会いだからこそ、心地よく過ごしていただけたら…の一瞬の出会いの大切さ、お客さまの一歩先を想像したもうひと手間のかけ方、心に触れるふた言め、お客さまに一番近い現場だからこそ、その本音もよく解り、次に活かす糸口につながるものが見えてくる。また、お客さまにとっては私の立場は無意味。いかに「その現場でのスペシャリストでいられるか」のみが問われています」ということなどをお話くださいました。
 多くの成功事例を交えながら話し「人生の多くの時間を費やす『仕事』を愉しめないのは実に『もったいない』とも強調して講和を結ばれました。

講師 会場